【赤坂二・六丁目再開発】赤坂駅直結の超高層複合ビルが2028年誕生へ|劇場・ホテル・オフィスが融合する新ランドマークを解説
再開発の概要|場所・事業者・スケジュール
三菱地所株式会社と株式会社TBSホールディングスは、共同で推進し2021年11月に国家戦略特別区域の認定を受けた「赤坂二・六丁目地区開発計画」の起工式を2024年3月に実施し、新築工事に着手しました。本プロジェクトは2024年2月9日に民間都市再生事業計画として、国土交通大臣による認定を受けました。
従来の国際新赤坂ビルを取り壊し、その跡地に地上41階建の東棟と地上19階建の西棟の2棟の高層ビルを建設する再開発計画です。2028年に完成予定で、赤坂エリアの新たなランドマークとなることが期待されています。国際新赤坂ビルの東館・西館跡地を活用し、「赤坂エンタテインメント・シティ」をコンセプトとした複合施設を建設します。
| 項目 | 内容(東街区) | 内容(西街区) |
|---|---|---|
| 所在地 | 東京都港区赤坂2丁目 | 東京都港区赤坂6丁目 |
| 最寄駅 | 東京メトロ千代田線「赤坂駅」直結 | 東京メトロ千代田線「赤坂駅」直結 |
| 再開発面積 | 8,762㎡ | 5,415㎡ |
| 事業主 | 三菱地所、TBSホールディングス | 三菱地所、TBSホールディングス |
| 設計 | 株式会社三菱地所設計(全体) | 株式会社三菱地所設計(全体) 株式会社観光企画設計社(ホテル) 株式会社久米設計(劇場・ホール) |
| 施工 | 鹿島建設 | 大林組 |
| 着工予定 | 2024年1月 | 2024年2月 |
| 竣工予定 | 2028年3月 | 2028年3月 |
| 用途 | オフィス、商業、インキュベーション施設など | 劇場、ホール、ホテル、商業 |
開発される施設の内容・規模
赤坂二・六丁目の開発は、東街区・西街区の2街区構成となっています。本プロジェクトは、総合コンテンツ企業であるTBSが赤坂でコンテンツを発信し続けてきた街の系譜を承継・昇華させる”赤坂エンタテインメント・シティ”をビジョンに掲げています。”TBSが創業以来70年間ともに歩み続けてきた赤坂という街と一緒に人の心を揺さぶることの素晴らしい価値に本気で取り組んでいきたい”という想いが込められています。

東街区(A工区)
- 構成:地上40階・地下4階/高さ約207m
- 延床面積:約167,650㎡
- 用途:オフィス、商業施設、インキュベーション施設、駐車場 など
高層部は最新のオフィスゾーン、中低層部にはショップやビジネス支援スペースを整備予定です。
西街区(B工区)
- 構成:地上18階・地下3階/高さ約100m
- 延床面積:約38,150㎡
- 用途:劇場・ホール、ホテル、商業施設など
赤坂サカスの文化的資産を継承する劇場・ホールを備え、ホテルにはヒルトン系「キャノピーbyヒルトン東京赤坂」が入居予定です。

現地の様子をレポート(2025年5月時点)
- 撮影日:未定
- 工事状況:2024年3月13日の起工式以降、本格的な建設工事が開始されています。現在は基礎工事が進行中で、2025年初頭時点では地上部分の建設が本格化している段階です。
- 周辺環境:赤坂サカスに隣接し、TBS放送センターや赤坂Bizタワーとも隣接。赤坂駅と直結する立地です。
赤坂地区は永田町、虎ノ門、六本木に隣接する都心の一等地で、政治・経済の中心地としての機能を持ちながら、TBS放送センターをはじめとするメディア関連企業も多く立地するエリアです。
地域・駅の変化と今後の影響
- 交通利便性の向上:赤坂駅とビルが完全直結。地下広場や歩行者通路も新設され、駅から地上街区へのアクセスがスムーズに。
- 文化・娯楽の強化:最新の劇場・ホールが整備され、国内外の公演・イベントの拠点に。
- ビジネス環境の整備:新オフィスに加え、スタートアップ支援のためのインキュベーション施設も整備。
- 防災機能の向上:帰宅困難者用の一時滞在施設、災害時の備蓄倉庫、防災広場も整備され地域のレジリエンスが強化されます。

2008年にオープンした赤坂サカスと一体となり、エンタテインメントに携わる方々が集い、街を訪れる方がコンテンツに触れることのできる空間を作り上げていきます。これにより、赤坂全体がエンタテインメントの一大拠点として機能することが期待されています。TBSの持つコンテンツ制作力と三菱地所の都市開発ノウハウが融合することで、赤坂がエンタテインメント産業の新たな拠点として発展することが期待されています。劇場・ホールの整備により、舞台芸術や音楽イベントの開催拠点としても機能します。
まとめ|この再開発の注目点
- 特徴まとめ:赤坂駅直結 × 高さ207mの複合タワー × 劇場・ホテル・オフィス一体開発
- 完成予定:2028年3月(東街区は10月までに全体完成)
- 注目ユーザー層:ビジネスパーソン、スタートアップ、訪日外国人、エンタメ関係者、投資家
- 今後の予定:テナント構成や劇場の名称、外観デザインなどの詳細発表が期待されます
2028年秋の完成を目指し、工事が進行中です。国内外からの幅広い客層を呼び込む賑わいの核を形成し、新たなエンタテインメントで来街者に「最高の”時”」を感じていただける場所として、東京の新たなランドマークになることが期待されています。
2028年の全体完成後は、赤坂が「エンタテインメント・シティ」として新たな魅力を持つエリアに生まれ変わることが期待されています。オフィス、商業、宿泊、エンタテインメント機能が高度に集積することで、国内外から多様な人々が集まる国際的な拠点として発展するでしょう。特にTBSが持つコンテンツ制作のノウハウと最新の都市機能が融合することで、日本のエンタテインメント産業の新たな発信基地として、世界に向けて高品質なコンテンツを届ける拠点になることが期待されます。
長期的には、赤坂エリア全体の国際競争力向上に寄与し、東京の都市魅力をさらに高める重要なプロジェクトとして注目を集めています。
行政資料
・都市再生特別地区(赤坂二・六丁目地区)都市計画(素案)の概要
【関連資料】
・『赤坂二・六丁目地区』開発計画 国家戦略特別区域計画認定(2021/11/18)
・赤坂エリアの新たなランドマークとなる2棟の建物が2028年に誕生 赤坂二・六丁目地区開発計画 新築工事着手/民間都市再生事業計画に認定(2024/3/13)
【関連記事】

