再開発の概要|場所・事業者・スケジュール
東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業は、池袋駅東口から徒歩6分、六ツ又交差点前の一角で進められている大規模な都市再生プロジェクトです。事業地は東京都豊島区東池袋一丁目45、46、47、48番地で、面積は約1.5ヘクタールに及びます。事業協力者として住友不動産が参画し、東池袋一丁目地区市街地再開発組合が施工者となって事業を推進しています。設計はアール・アイ・エーが担当し、施工は大成建設が予定されています。総事業費は約1,044億円という大規模な投資となります。
スケジュールは2025年3月の着工を予定しており、2028年7月末の竣工を目指しています。2024年10月の段階で既存建物の解体工事が進められており、街の景観は着実に変化を遂げています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都豊島区東池袋一丁目45〜48番 |
| 最寄駅 | 池袋駅(JR・東京メトロ・西武・東武)徒歩約5分 |
| 施行者 | 東池袋一丁目地区市街地再開発組合 |
| 参加組合員 | 住友不動産 |
| 設計 | 株式会社アール・アイ・エー |
| 施工 | 大成建設株式会社(予定) |
| 区域面積 | 約1.5ha |
| 着工予定 | 2025年3月 |
| 竣工予定 | 2028年7月 |
| 用途 | 事務所、文化体験施設、イベントホール、駐車場等 |
開発される施設の内容・規模
完成予定の建物は地上31階、地下4階、高さ174.67メートルの超高層複合ビルで、延べ面積は約155,561平方メートルを誇ります。この巨大な建物には多彩な機能が集約される予定です。
主要な施設として事務所、文化体験施設、イベントホールが設けられ、池袋東口エリアの新たな文化拠点として機能することが期待されています。イベントホールでは様々な催し物が開催され、文化体験施設では地域の文化振興に貢献する取り組みが行われる予定です。
建物の規模は当初計画から拡大されており、延床面積は約10,000平方メートル規模で増加しています。これにより、より多様な機能と利用者のニーズに対応できる施設となることが見込まれています。

都市計画(素案)の概要」
- 階数・高さ:地上31階・地下4階、高さ約174.67m
- 延床面積:約155,561㎡
- 主要用途:
- 地下1階:イベントホール
- 地上1階:エントランス、商業施設
- 2〜5階:文化体験施設
- 6階:機械室
- 7〜31階:オフィス
- 地下2〜4階:駐車場・機械室等

都市計画(素案)の概要」
さらに、敷地内には約4,900㎡の広場「みどりの丘」や、池袋駅から池袋駅前公園を経て計画地までを連続的に再整備する「みどりのプロムナード」が整備され、緑豊かな歩行者空間が創出されます。
現地の様子をレポート(2025年5月時点)
現在の東池袋一丁目再開発地区では、既存建物の解体作業が本格化しています。六ツ又交差点前の一角は封鎖され、工事用の囲いに覆われた状態となっています。解体対象となった建物には解体作業に関するお知らせが掲示され、地域住民や通行者に工事の進捗状況が伝えられています。


地域・駅の変化と今後の影響
東池袋一丁目再開発は、池袋駅東口エリアの都市機能を大幅に向上させる効果が期待されています。高さ174.67メートルの超高層ビルは池袋東口の新たなランドマークとなり、街のスカイラインを劇的に変化させることでしょう。
文化体験施設やイベントホールの設置により、池袋東口は商業機能だけでなく文化的な魅力も備えた複合的な都市空間に発展します。これにより、観光客の誘致や地域経済の活性化が促進され、池袋全体の競争力向上に寄与することが見込まれています。
また、防災機能の強化も重要な要素として位置づけられています。ビルのホールやエントランスは帰宅困難者の受け入れスペースとして活用され、池袋駅前の防災備蓄倉庫の整備も予定されています。これにより、地域住民や観光客がより安心して訪れることができる街づくりが実現されます。
オフィス機能の拡充により、池袋東口は新たなビジネス拠点としての地位も確立されることが期待されており、働く人々の流入による経済効果も注目されています。

都市計画(素案)の概要」
- 文化・交流拠点の形成:文化体験施設やイベントホールの整備により、国際アート・カルチャー都市「池袋」の実現に寄与します。
- 防災性の向上:帰宅困難者受入れスペースや防災備蓄倉庫の整備により、地域の防災対応力が強化されます。
- 環境負荷の低減:建物の省エネルギー化や地域冷暖房の採用により、エネルギーの面的利用が推進されます。
- 交通利便性の向上:イケバスの運行拠点が整備され、池袋駅周辺の回遊性が向上します。
まとめ|この再開発の注目点
東池袋一丁目再開発プロジェクトは、池袋東口の都市機能を根本的に変革する歴史的な事業です。最大の注目点は、174.67メートルの超高層ビルが池袋東口の新たなシンボルとなることです。この建物は単なる高層建築物ではなく、文化、ビジネス、防災の各機能を統合した多目的複合施設として設計されています。
特に文化体験施設とイベントホールの設置は、池袋の文化的魅力を大幅に向上させる要素として期待されています。これらの施設により、池袋は東京の重要な文化拠点としての地位を確立し、国内外からの観光客誘致に大きく貢献することでしょう。
防災機能の強化も見逃せない要素です。帰宅困難者対策や防災備蓄倉庫の整備により、大規模災害時の地域の安全性が大幅に向上します。これは池袋駅周辺という交通の要衝において、極めて重要な意義を持ちます。
2028年の竣工まで約4年間という長期にわたる工事となりますが、完成時には池袋東口の景観と機能が劇的に変化し、東京の新たな都市拠点として生まれ変わることが確実です。この再開発は、池袋の未来を決定づける重要なプロジェクトとして、今後の動向が注目されています。
- 特徴まとめ:「池袋駅徒歩5分×地上31階・高さ約175mの超高層複合ビル×文化・交流拠点の形成」
- 完成予定:2028年7月
- 注目ユーザー層:文化・芸術に関心のある方、池袋エリアでのビジネス展開を検討している企業、投資家
- 今後の予定:2025年3月の着工に向けて、詳細設計やテナント誘致が進められる予定です。続報が入り次第、随時お知らせいたします。
行政資料
・都市整備局「東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業(豊島区決定)」
・住友不動産「都市再⽣特別地区(東池袋⼀丁⽬地区)都市計画(素案)の概要」
【関連資料】
・東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業再開発組合設立のお知らせ(2022/7/26)
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